芥川竜之介が「運命は偶然よりも必然である。『運命は性格の中にある』という言葉はなおざりに生まれたものではない。」
司馬遼太郎は「何事かを成し遂げるのは、その人の才能ではなくて性格である」と指摘している・・とある。

「性格によって言葉つきや考え方が違う」から運命が違う、のなら、言葉つきや考え方を変えれば運命も変わる。性格も根本は変わらないかもしれないが、その運用方法は変えることができると思う。言葉つきや考え方はなおのこと。

運命は、生まれる前から決められた、どうすることもできないものではない。自分のドラマ(運命）を執筆し演出して、出演する人になる為に、どうしたら思い描いたとおりのドラマが演じられるか、言葉つきや考え方を変え、性格の運用方法を（良い所は利用し、不都合な所は少し引っ込んでいてもらう。また、見本となる人のまねをする。）工夫すれば、満足のいくエンディングを迎えられるのでは…と思う。