人生の一部を賭け事で楽しむのも悪くはないでしょうが、自分に身も無いくせに、株で一儲けしようなどと調子のいい事を考えて、働かずに、楽して儲けようという若者が多くいるようです。今回の事件で損をした個人投資家は、株はばくちだということを認識した方がよいのでは・・と私は思います。そして、テレビの前で、「汗水たらして、はたらけ～～～！！！」と怒鳴っていたのでした。
株価が上がっていた時はほくほくしていたに違いない。一旦下落したからといって、ダマされたとか、裁判に訴えるとか、自分の損を取り戻そうとするのってあり？絶対に損をせず得だけすることなんてこの世にないでしょう。結局見る目が無かった、右肩上がりの売り文句につられたってことでしょう。
みんな、「1週間で5キロやせる」とか、簡単に儲かるとか、そういう苦労しないで楽して成果をあげる言葉に簡単に引っかかる。つまり、みんな自分を磨く事、努力して成果をあげる事、そういう辛さをも伴う事はいやなのです。そんなんで、人類は発展できるのか・・・？堕落の一途では・・？何の為に自分はこの世に生まれてきたのかを全く理解していない、理解しようともしない人間は、神が生存を許さないでしょう。
ニートといい、ひきこもりといい、体に汗して働く事ができない、嫌いな若者が急増。「汗水たらして・・」という言葉は、最近あまり聞きません。死語になりつつあるのでは？と思えるほどです。
「汗水たらして働く事」に生きる喜びを感じることのできる子供たちを育てなければいけません。そのためにも、小さい頃から体を動かす喜びを教えるのが体操の役目でもあると思います。大人が身を持って示さなければ、子供、若者の将来は暗いです。